頸部から肩にかけての痛み(頸部痛から頭痛がする)

頸部から肩にかけての痛み(頸部痛から頭痛がする)

Sさん50代男性

既往歴

小学校1年生の時に右後頭部を切り、縫合する。小学校2年生の時に、左後頭部を切り、縫合する。

施術内容

初診時の検査にて、右の足関節と仙腸関節、肝臓と頭蓋に問題がある事が分かった。本人に聞くと、右の足関節は以前強い捻挫をしており、また1年くらい前は、腰痛もあったとの事。肝臓に関しては、食生活の乱れや職場でのストレスもあり検査で引っかかった様子。頭蓋は、一次呼吸のリズムが弱く、初診の施術では、一時呼吸システムの改善を図ることに着目して、仙腸関節と頭蓋のアプローチを行う。一次呼吸システムの改善を図った事で、睡眠の質が改善され、頸部痛も緩和した。2回目の治療では、右足関節の捻挫の施術と顎周囲のアプローチを中心に施行する。2回目の、施術後に頸部から肩にかけての痛みは消失。3回目の施術では、四肢のアプローチ後に、上部胸椎の調整を行い、総括で後頭環椎の施術を行い、最後に食事指導を行い終了する。以後は、一月に一度のメンテナンスとして通っていただいている。

解説

一次呼吸とは、細胞レベルで起きる呼吸で、オステオパシーでは肺呼吸の事を二次呼吸という。この一次呼吸病変がある状態とは、体の根底のシステムが上手く働いていない状態で、この病変を無視したまま、治療を続けても、中々症状が改善しなかったり、常に体が怠かったり、気持ちが塞いだりという事が続く。出生時のトラウマや体への強い衝撃、精神的なショックなどの何かしらの影響で、この一次呼吸病変が引き起こされる。
本症例の場合は、一次呼吸システムが上手く機能しておらず、中々慢性状態を脱却出来ずにいたので、治療では一次呼吸病変のロックを解除する事を優先に行い、症状の解決を図った。

お客様の声

最初の検査の時に、悪い所を色々と言い当てられて、驚きました。頸の痛みも良くなり、この施術院に出会えて本当に良かったです。

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